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玄米茶の愚痴や、暇潰しの短編を書いたりするよ多分
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読者に望まれたものはキチンと書いてやるぜ。そして何より、まさか二つもついているとは思わなかった。
と言うわけで俺よわの更新、と言ってもこれあと四章ぐらいで終わる予定なんだよね実は。

あと小説との分類訳をしてなかったところがあったので修正。

前回の話
殴られて気絶した。





みんな死ねばいいと思う。
ホモに、戦闘馬鹿に、元許婚とか死ねばいい。

「先生、一つ質問です。俺がなぜこんな人間ハズレと戦わなくてはいけないんですか、戦力的にあまりにさがあると思います」
「そうだな理由ぐらい教えておいてあげよう。お前が、貴様の所為で稀少能力者達が精神病院通いになるようなことをしたからだよ」
「意義があります。僕のようなCランク能力者が、相手の精神面に攻撃しないでどこを攻撃すればいいんですか」

納得いかない。俺はいつでも、弱者だ。
強者が攻撃してくるから弱いものは頭を使って勝利をもぎ取るしかないだけだと言うのに。

「そうだね、確かにお前が言っていることは正しいだろうね。だがその為に、全裸で土下座させる必要は一切無いよね」
「いえあります。二度と俺と戦わないようにトラウマを植えつけるためにも」
「二度と誰とも戦えなくなった機がするけど。その辺りの釈明はするつもりは無いのかな」

いやそれは不可抗力と言うやつだ。
それに今回の敵は問題がありすぎだ。教師から視線をそらして、問題の敵を見てみる。

明らかにさっきが混じっている。そもそもだ模擬戦でのもしもの事故は、仕方ないものとして扱われ死んでも相手は罪に問われない。
だからだろう、目を血走らせて現象構成を明らかに強化していた。あれは間違い無く人を殺せる構成だった。

「釈明以前の問題でしょう。あれを見てくださいよ、あれを、絶対殺意以外ありませんよ」
「大丈夫だ。個人的にお前が死んでくれた俺がとてもうれしい」
「待て教師。今さらりと本音が漏れただろうが、お前の責任問題は免れないからな」

この教師俺がどんな小技でも使って勝利すると判断しててこの嫌がらせをしているな。
だが問題はあれだ松永戦闘術宗家の跡取りだぞ、下手に傷つけるとあのおっさんが娘を傷ものにした責任取れとか言い出すんだよ。

「下らない話をしていないでさっさと来なさい。物理的の滅ぼしてあげるから」
「黙れお前なんかに負けるほどこっちは落ちぶれてないんだよ。お前を倒した後の面倒ごとがいやなだけだ」

全く、弱い強い以前の問題のところで面倒ごとがあると死ぬほど面倒だ。

「そんな事関係ありません。貴方が死ねば解決です」
「教師こいつ殺意があるぞ、これでも事故処理になるのか」
「え、僕そんな言葉聴いたことも無いよ」

一番最初にこいつを攻撃したいが、教師を攻撃すると色々面倒なことになるのは世の常だ。
逆も然りだが、怒りを俺は必死に耐える。

「大丈夫だその時はキチンと自己責任に成るから」

そうやってサムズアップされても殺意しか芽生えない。つまり自分の責任は無いと言い張るつもりだこいつ。
その時はさぞ悲痛な顔をして語ってくれるのだろうが、お前俺に喧嘩を売って人生の表道を歩けると思うなよ。

「せんせーい、じゃあ僕は手加減なしにやってみるから責任の方お願いしますね」
「それは私のせりふです、犬神家はもうさせません!!」

甘すぎるんだよ。この俺を怒らせてまともな戦いできると思うな。
ハジメと言う声が響き、松永流が本性をひけらかすが、もう全て見聞きした事だ。

「まったく、一般人に酷いと思うだろう。だからさ初心者に優しくする為にハンデで『十秒止まってろ』」

言霊使いの対処法なんて耳を塞げばいいだけだ。怒りにくるって能力者を甘く見すぎた代償だな。
俺は彼女の体を固めると、皮肉気に笑ってやった。

「松永戦闘術なんかよりももっと凄まじい戦いを見せてやるよ」

そうこれこそが我が最強の必殺技、そして俺の唯一無二のフィニッシュ・ホールド、インプラント式DDT。
そして俺が名付けるなら、松永殺しの必殺技。

『松永インパクト』

受身は取れるだろうが、この技を受けて松永流の人間がまともであるはずが無い。しょせんは古流柔術の発展系だ、プロレスのような鍛え方はしていないだろう。
衝撃でまともに立つ事ができなくなっている。

「ざまーみろ馬鹿女」
「いやあのですね。流石に今のは酷すぎるんじゃないでしょうか」

もう一人の馬鹿が、あきれた顔をした。
お前のほうがもっと無残な目にあってるというのに甘い奴だ。

最もそれからだ、俺が女性に向けて容赦ないプロレス技を叩きこむ悪辣な男として。
最低男の異名を学校中に響かせるのだが、俺の何が悪いのかひたすらに追及したいところだ。

完全に受け切れない衝撃で、のた打ち回っている女に足蹴したのがそれほど悪いのか。
さらには嫁入り前の娘にこんな技を食らわす人間を教師にあてがったら、松永からどういう目にあうかぐらい俺はわかる。

「ざまーみろ。今回ばかりは俺の価値だ」

最もこのあと松永の親父が傷物にした責任をとれと文句を言ってきたので同じことをしてやった。
教師はその親父につるされたらしい。


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