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玄米茶の愚痴や、暇潰しの短編を書いたりするよ多分
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 嘘ですそんな事ありません。
私は止む終えない事情以外で、遅刻する人間を死ぬほど軽蔑しますから。

さてと言うわけで多分今迄で最速で終わりました炎獄二代目、また幕間が一回入って次の章になります。

さてあと何章だったっけ。忘れちゃった、後で調べておきます。


 今日の模擬戦は比較的真面目に戦ってみたのだが、やはりDDTは強かった。
さすが俺のフィニッシュホールドだけの事はある。あいつはそれじゃ倒れずに、絞め技で倒した所為でまだ飛んでいるが、特に関係ないかな。
今日はどうせうちの家から迎えが来ることになっているし、あまり関係ない話だな。

しかしどうもいやな予感がしてならない。まだぶっ倒れている馬鹿の頬をはたいて正気に覚まそうと努力しているが、あんまりいい反応が帰ることは無い。

「起きろー、起きろって、そんな酷い一撃じゃないだろう。お前の大好きな二大反則能力者に合えるんだぞー」
「うーん、お願いですからキスしてください」

ああ、よみがえったのに死んで欲しいと思わなかった。

「どうでもいいだろうがそんな事は、さっさと帰るぞ財布はお前持ちでどっかに出かけるぞ。なんか今日はいやな予感がする」
「あのですけ私は今日接待があるんですけど。あの不動明王に会えるんですよ、こんな機会逃したらいつになるかわかりません。いやしかしデートと着ましたか私としてもそれは、処女を捧げるだけの確固たる意思があるのですが」
「それは欲しくないな、と言うか何でそう簡単に股を開こうと考えるかね。慎みが足りない、俺結構古い男だからね」

俺結構古い男ですよ昭和二十年代生まれって感じで、だって俺さ一応写島っていう名家の出だからね。
松永が唯一認める分家筋だし、ばーさんの所為で色々と有名になりすぎたからさ。最も一般のイメージ最強の英雄が作り出した劣等家系って言うイメージだけどね。どうも他のところに血を渡したくないらしい。

けど預言者が永久のCランクと決めちゃってるし、意味無いんじゃないんだろうか。
まぁ、どうにもこうにも写島の階級破壊が力のものと思っているようだし。そんなもの一つとしてないんだけどな。

「いやしかし、今回は行かないと色々面倒な事になるんですよ。ってまってください、あなたも今回の来賓の一人でしょう」
「ちっばれたか。だって行きたくねーよ、あの面倒ごとの張本人のような奴のところに行きたいわけ無いだろうが、絶対に孫と戦わせて見ましょうとかいうんだぞ」
「いいじゃないですか、あなたらな明王程度のどうにでもなりますよ。不動明王はやってみないと分からないって感じでしょうが」

そんなもんか、いや俺一般人だし。
だがこいつは気にしたそぶりも見せずに俺の体を掴むと引っ張っていく。

「やめろ、俺は行きたくない。あんな明王とか痛々しい名前をつけられているやつらを見たら大笑いするって。よくそんな名前が自慢になりますねって」
「いいから行きましょうよ。写島ならその程度の発言仕方ないって誰もが思ってますから」
「え、ちょっとまて、なんじゃそりゃ。家の一族は暴言一家とでも思ってるのか」

うわ、確かに親父と俺以外は全員、正確の悪さだけなら超一流だった。
しかもばあさんはそれだけで能力者に勝利したりすることもかなりあった気がする。

「それはどうでもいい内容なんですけど早く行きましょう」
「お断りだ、あんな面倒な連中に会いたいわけ無いだろうが『腕を放せ』俺は旅に出る」

全く意味の無いところで、能力を無駄に活用する俺は、手を放した馬鹿からの本気で駆け出し。塀を越えて逃げ出した、だがいつものように俺は運が悪いらしい、下にいた好青年っぽい奴に想いっきりドロップキックを決めてしまった。しかもダメージが大きいのか、一撃で気を失っているのだ。
だが後ろから響く待ってくださいという言葉に、俺はいやな予感しか感じる事ができずに必死に逃げ出す。だって新で無いし死ぬようなダメージじゃないからね。

しかし逃げても嫌な予感がするのはなぜだろう。凄くいやな予感がして、一瞬立ち止まる。

「あのさ死ぬよねこれ、間違い無く死ぬってこれに飛び込んだら」
「そう言うこともないはずでしょう美春さん、どうにもこうにも明日香さんと同じ思考回路をしていますな。今回のは没収試合にしときますが、このままこちらさんについてきてもらいましょうか」

やべえのが来たよ。何でここに歩く面倒ごとの最終形態がいるんだよ。
しかも俺のかーさんより若く見えるってのも反則だ。これが不動明王ね、生涯ただ1敗の女かそれも家のばーさんなんて行く規格外に会わなければ無敗だっただろうに。

「わかったよ、あんたが命令に逆らえるような一般人じゃないから『諦めてくれ』よ」

一瞬でもいい間があけばいいのだ。その瞬間に俺はこの孫っぽい奴をたてにする。
その瞬間に明らかにこちら側に向けた視線は喜びだった。
あー、これはどっかの迷惑女と同じ気質か、戦闘狂ねなんて迷惑な人間に迷惑な機能付けてんだよこいつ。

「俺はあんたと一緒に行かない。いいか絶対にだ」
「でなければ、孫の命が無いと」
「いや全裸で女子更衣室に投げ込んでおく」

なんかその言葉を聴いた不動明王はあきれた顔をして俺を見ていた。
しかし問いただすまもなく次の瞬間、後ろからの攻撃に俺は意識を失う事になる。

「え、何でまだ貴方がそんなところに」

しかしね、俺はもうお前の言葉なんて聞こえないところにだびだっているよ。
あー運が悪すぎる。本当にどうにかならんもんかね。

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