玄米茶の愚痴や、暇潰しの短編を書いたりするよ多分
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自衛隊に旅立つ映画好きの友人が作った動画の紹介。
短いので別に苦にならないだろうと思って紹介する。
貧乏くじを引くプロフェッショナルだから、多少は報われてもいいかなーと思いまして紹介させていただきます。三月ぐらいまで映画を作っていたらしいが、その詳しいタイトルは不明。監督と言うわけでなく製作スタッフだったかな、チーフ的なことをやっていたと聞いていますのである程度の実力はある野郎です。
また新しい作品を作るつもりらしいけど、三月まで出終わるかどうかちょっと楽しみです。一応会社のCMのコンテストかなんかの優秀賞をもらったとか聞いているので、次のそれなりのものは作っているんじゃないでしょうか。
だが個人的には個人的にはショートムービでいいからレゴ以外のもので作って欲しい気もする。と言うわけで今日は同じくもので表現する友人なので紹介してみた。
次の更新は今週中に出来ると思います出来なかったらこの男はそれまでの男だと思ってください。
2/3
人生ってのは大概にしてろくでもないことは俺は理解していた。
一日一回の男からのラブレターだってそう言う馬鹿もいるって思っていたさ。だがそれが俺の方向に来るということ自体大概ろくでもないだろう、俺の人生はトラブルとの相性が致命的に良すぎる。
「さて、今日は能力実技です」
「俺はそれに出なくていいというお墨付きだ」
そもそも俺の戦い方は、松永よりも徹底した卑怯さ加減が基盤にあるんだ。日本における未来の塊たちを、俺と言う反則技で埋もれさせるわけには行かない。と言う建前を使わせてもらった。
バーさんも言っていたな、あっしらの力はどうにもこうにも騒動を起こす代物になるって。偶然不動明王と戦ったあのバーさんさえそれまでは普通の少女だったというんだから俺らの家系は何処まで運がないんだろうか。
「いえあなた以外に私とやりあえるような人間は明王ぐらいのものですよ」
「現象化率四パーセントの能力者になんてことを言いやがる。俺は能力ブルジョアじゃないんだよ、能力実技は能力を同士の打ち合いだろうが、いっぺん脳髄引きずり出して考えろ」
えーと不服そうに頬を膨らませるが、俺にとっては大迷惑以外の何者でもない。
打ち合った瞬間ぼろ雑巾になる。こいつは俺の能力の本質を知っているくせになんて面倒な事を言うのか分からない。どうにも幻想でも見ているのだろう、ただのアッパーな馬鹿だ。
「失礼な、総合実技ならこの学園に貴方に敵うものがいるはずが無いというのに」
「そもそも能力に戦闘力なんか求めるこの時代が間違ってんだよ。そもそも戦争自体が能力者によって決まるこの情勢の方が地獄なんだよ。何で経済で力を振るわないのか俺には疑問だね」
それより俺はレポートを書きたいんだよ。俺の頭はその辺の人間よりはまだマシだ、常識はあるし勉学もきちんとするから優良な人間だろう。なにしろCランク能力者が
本当だよあんな戦争ありか、不動明王が現れて以来国連はある戦争方法を発言した。能力者闘争と言うものだ、世界には色々なごたごたがある言葉だけではどうにもならない事がある。それを全て能力者との闘争で賄おうというものだ。
これの本当の理由は能力者たちの力の向けどころを決めてやり、犯罪率の停止を狙ったものだっただろう。しかし俺の家のばーさんが不動明王を倒すまで、彼女を有するユーラシア同盟が暴虐を尽くした。
だからこそ今能力者には力が求められる。
あぶれたとしても企業の交渉ごともこれで済ます場合が多い。これを経済戦争と言うが、文明人としてこれは俺からすれば常識外だ。
そしてこれ自体が一つの宣伝となっているため、日夜どこかで能力者の戦いが出される事になっている。
「人はどちらにしろ、平和であれば争いを、争いであれば平和を求める浅ましい生物ですから」
「身も蓋もない、俺はそんな事認めて生きていくには辛い人生だ。だが人間の本質は性悪説だと思っている。お前みたいな悪魔がその代表だ」
悪魔は人を優しくだめにする、天使は俺に厳しいがそれには意味がある。
けど君はどう考えても俺に厳しい挙句に、駄目にするって言う最悪のパターンだよね。
「本当にああいえばこういう人ですね、絶対にまた心の中で私に対して凄い侮辱が行なわれているようですけど、貴方の周りで起きる騒ぎは写島の定めでしょう日本国家最後の砦になりえるからこそ介入が起きて当然と思いますよ」
「あーそうだろうよ、お前みたいな名家のくせに無能能力者がいるから。Cランク能力者に負けるような高ランクがでてしまうんだよ」
だがこいつはそれを不服とも思っていないのだろう、一笑の元に俺の言葉を切った。
「いいですか本来ランクは絶対です。貴方がおかしいだけです、Cランク程度の能力者が、松永流を会得しているわけでもなく勝利なんてそんな事は、大自然に挑む人間に過ぎないんですよ」
「それこそおかしい、ただの人間が人間に敵わない道理があってたまるか」
「そうです、それですよ、貴方と他の能力者の明確な差は、写島にあって他のところにはない。山を吹き飛ばす人間に勝てると思う人間自体がいないんですよ。けど貴方達は挑める、それが明確な差です。
炎帝を倒した貴方の祖母だってそうじゃないですか、六道大家でさえ屈服するしかなかった能力者に、たかが人間に負けるかと言い張るその精神がこの世界の人間にあると思っているのですか」
思うんじゃないのか?
不思議そうに首を傾げてしまった、そんな事当たり前だろうが。だって空気を止めてやれば死ぬだろう、血を流せば死ぬだろう、感情だってあるんだろう。余裕だね。
「ほら、それですよそれ、心構えが尋常じゃない。そしてさらにそこから勝利を引き込む事ができる貴方達がおかしいだけです」
「そんなくだらないことはどうでもいい。お前みたいな能力過剰の人間が雑魚の言葉を聞いても利益にならないし雑魚の気持ちは分からないんだ」
大体この話は常に平行線だ。能力の暴力しか出来ないあいつらと俺では、絶対的な選択肢に幅がありすぎる。
「この人はいつも自分の常識を低ランク者の言葉みたいに言って、会話するつもりあるんでしょうか」
「実はお前とはなかったりする」
だってお前面倒なんだよ。とはいえない何しろこの女は、感情的になるとすぐに能力を使ってくる。
しかし今回はいつもと様子が違うようだった。いきなり後ろから風邪流れてきたと思ったら、人類の最終大迷惑駄目女が吹っ飛んだ
しかしながら俺にはいい予感はしない、いきなり溢れた嫌な予感は回避不能であり確実に起こる最悪を教えている。それでも衝撃の発生源を無視するわけにはいかない、振り向かない選択肢は俺に帰れない地獄を与える気がした。
恐る恐る振り向くがそこには男が居た三車の嫡男、筋肉が隆起しているがそれさえ黄金比の則っているようなととのい方をしている。面食いであれば間違い無く喜ぶであろうととのった表情、それは野生的であり健康的であっても醜くない。
けれど俺はその男を見て体を震わせた、その整った顔の潤んだ表情に火照った顔、初心な子供なら絵にでもなっただろうが断じていっておく気持ち悪いだけだ。
何よりこの音とこそ俺にラブレターなんて吐き気のするものを送ってきた男。
「ダーリン、俺様こと愛の奴隷こ私が助け参りました」
猛々しい声が教室を揺さぶる、辺りに童謡が伝播するが俺一人だけはその言葉を静かに聴いていた。何度反芻しても同じ意味にしか聞こえなかったが、現実ではないと思いたかった。
そしてその言葉の理解を諦めたとき、その日初めて俺は人が人を殺す感情を理解した。
短いので別に苦にならないだろうと思って紹介する。
貧乏くじを引くプロフェッショナルだから、多少は報われてもいいかなーと思いまして紹介させていただきます。三月ぐらいまで映画を作っていたらしいが、その詳しいタイトルは不明。監督と言うわけでなく製作スタッフだったかな、チーフ的なことをやっていたと聞いていますのである程度の実力はある野郎です。
また新しい作品を作るつもりらしいけど、三月まで出終わるかどうかちょっと楽しみです。一応会社のCMのコンテストかなんかの優秀賞をもらったとか聞いているので、次のそれなりのものは作っているんじゃないでしょうか。
だが個人的には個人的にはショートムービでいいからレゴ以外のもので作って欲しい気もする。と言うわけで今日は同じくもので表現する友人なので紹介してみた。
次の更新は今週中に出来ると思います出来なかったらこの男はそれまでの男だと思ってください。
2/3
人生ってのは大概にしてろくでもないことは俺は理解していた。
一日一回の男からのラブレターだってそう言う馬鹿もいるって思っていたさ。だがそれが俺の方向に来るということ自体大概ろくでもないだろう、俺の人生はトラブルとの相性が致命的に良すぎる。
「さて、今日は能力実技です」
「俺はそれに出なくていいというお墨付きだ」
そもそも俺の戦い方は、松永よりも徹底した卑怯さ加減が基盤にあるんだ。日本における未来の塊たちを、俺と言う反則技で埋もれさせるわけには行かない。と言う建前を使わせてもらった。
バーさんも言っていたな、あっしらの力はどうにもこうにも騒動を起こす代物になるって。偶然不動明王と戦ったあのバーさんさえそれまでは普通の少女だったというんだから俺らの家系は何処まで運がないんだろうか。
「いえあなた以外に私とやりあえるような人間は明王ぐらいのものですよ」
「現象化率四パーセントの能力者になんてことを言いやがる。俺は能力ブルジョアじゃないんだよ、能力実技は能力を同士の打ち合いだろうが、いっぺん脳髄引きずり出して考えろ」
えーと不服そうに頬を膨らませるが、俺にとっては大迷惑以外の何者でもない。
打ち合った瞬間ぼろ雑巾になる。こいつは俺の能力の本質を知っているくせになんて面倒な事を言うのか分からない。どうにも幻想でも見ているのだろう、ただのアッパーな馬鹿だ。
「失礼な、総合実技ならこの学園に貴方に敵うものがいるはずが無いというのに」
「そもそも能力に戦闘力なんか求めるこの時代が間違ってんだよ。そもそも戦争自体が能力者によって決まるこの情勢の方が地獄なんだよ。何で経済で力を振るわないのか俺には疑問だね」
それより俺はレポートを書きたいんだよ。俺の頭はその辺の人間よりはまだマシだ、常識はあるし勉学もきちんとするから優良な人間だろう。なにしろCランク能力者が
本当だよあんな戦争ありか、不動明王が現れて以来国連はある戦争方法を発言した。能力者闘争と言うものだ、世界には色々なごたごたがある言葉だけではどうにもならない事がある。それを全て能力者との闘争で賄おうというものだ。
これの本当の理由は能力者たちの力の向けどころを決めてやり、犯罪率の停止を狙ったものだっただろう。しかし俺の家のばーさんが不動明王を倒すまで、彼女を有するユーラシア同盟が暴虐を尽くした。
だからこそ今能力者には力が求められる。
あぶれたとしても企業の交渉ごともこれで済ます場合が多い。これを経済戦争と言うが、文明人としてこれは俺からすれば常識外だ。
そしてこれ自体が一つの宣伝となっているため、日夜どこかで能力者の戦いが出される事になっている。
「人はどちらにしろ、平和であれば争いを、争いであれば平和を求める浅ましい生物ですから」
「身も蓋もない、俺はそんな事認めて生きていくには辛い人生だ。だが人間の本質は性悪説だと思っている。お前みたいな悪魔がその代表だ」
悪魔は人を優しくだめにする、天使は俺に厳しいがそれには意味がある。
けど君はどう考えても俺に厳しい挙句に、駄目にするって言う最悪のパターンだよね。
「本当にああいえばこういう人ですね、絶対にまた心の中で私に対して凄い侮辱が行なわれているようですけど、貴方の周りで起きる騒ぎは写島の定めでしょう日本国家最後の砦になりえるからこそ介入が起きて当然と思いますよ」
「あーそうだろうよ、お前みたいな名家のくせに無能能力者がいるから。Cランク能力者に負けるような高ランクがでてしまうんだよ」
だがこいつはそれを不服とも思っていないのだろう、一笑の元に俺の言葉を切った。
「いいですか本来ランクは絶対です。貴方がおかしいだけです、Cランク程度の能力者が、松永流を会得しているわけでもなく勝利なんてそんな事は、大自然に挑む人間に過ぎないんですよ」
「それこそおかしい、ただの人間が人間に敵わない道理があってたまるか」
「そうです、それですよ、貴方と他の能力者の明確な差は、写島にあって他のところにはない。山を吹き飛ばす人間に勝てると思う人間自体がいないんですよ。けど貴方達は挑める、それが明確な差です。
炎帝を倒した貴方の祖母だってそうじゃないですか、六道大家でさえ屈服するしかなかった能力者に、たかが人間に負けるかと言い張るその精神がこの世界の人間にあると思っているのですか」
思うんじゃないのか?
不思議そうに首を傾げてしまった、そんな事当たり前だろうが。だって空気を止めてやれば死ぬだろう、血を流せば死ぬだろう、感情だってあるんだろう。余裕だね。
「ほら、それですよそれ、心構えが尋常じゃない。そしてさらにそこから勝利を引き込む事ができる貴方達がおかしいだけです」
「そんなくだらないことはどうでもいい。お前みたいな能力過剰の人間が雑魚の言葉を聞いても利益にならないし雑魚の気持ちは分からないんだ」
大体この話は常に平行線だ。能力の暴力しか出来ないあいつらと俺では、絶対的な選択肢に幅がありすぎる。
「この人はいつも自分の常識を低ランク者の言葉みたいに言って、会話するつもりあるんでしょうか」
「実はお前とはなかったりする」
だってお前面倒なんだよ。とはいえない何しろこの女は、感情的になるとすぐに能力を使ってくる。
しかし今回はいつもと様子が違うようだった。いきなり後ろから風邪流れてきたと思ったら、人類の最終大迷惑駄目女が吹っ飛んだ
しかしながら俺にはいい予感はしない、いきなり溢れた嫌な予感は回避不能であり確実に起こる最悪を教えている。それでも衝撃の発生源を無視するわけにはいかない、振り向かない選択肢は俺に帰れない地獄を与える気がした。
恐る恐る振り向くがそこには男が居た三車の嫡男、筋肉が隆起しているがそれさえ黄金比の則っているようなととのい方をしている。面食いであれば間違い無く喜ぶであろうととのった表情、それは野生的であり健康的であっても醜くない。
けれど俺はその男を見て体を震わせた、その整った顔の潤んだ表情に火照った顔、初心な子供なら絵にでもなっただろうが断じていっておく気持ち悪いだけだ。
何よりこの音とこそ俺にラブレターなんて吐き気のするものを送ってきた男。
「ダーリン、俺様こと愛の奴隷こ私が助け参りました」
猛々しい声が教室を揺さぶる、辺りに童謡が伝播するが俺一人だけはその言葉を静かに聴いていた。何度反芻しても同じ意味にしか聞こえなかったが、現実ではないと思いたかった。
そしてその言葉の理解を諦めたとき、その日初めて俺は人が人を殺す感情を理解した。
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