玄米茶の愚痴や、暇潰しの短編を書いたりするよ多分
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結局私はそれに執着するのでしょう。
そーいや今日が誤字はともかく投票の期日だったので報告を、
鬼の花婿 9票
探偵ゲーム 9票
俺彼女あいつ 3票
といった感じでしょうか。いや結局同数じゃん、どないせいと言うんですか。
両方はいやだ個人的にきついんですよ。どーしようかねー、悩んでおきます。
修正の方はちまちまやってますよー、結構掛かりそうな感じです。意味もなくというわけじゃないけど、気に入らないところを弄くってみたりとかしてますからね。時間が欲しい瞬間ですね、まー今は実生活が忙しい所為もありますがね。
そう家は今日は休みだったんだけど、寝てたら終わってました最悪ですね。
そう言うわけで、俺よわ追加です。
それは朝食が終わると同時に始まった。
なぜかちゃぶ台で真向かいに座っていた俺とあいつは、ご馳走様の合図と共に決闘を始めたのだ。殆ど不意打ちと変わらないが一応時間指定をしていたので、こういうこともあるだろうと予想はついていたがいきなり大火力の圧殺を始める辺り殺す気だ。
だがどうにも俺がその程度回避する事を見越しているのだろう、更に凶悪な次弾がすでにあいつの手の中に装填されていた。
「おいばーさん連中こいつ絶対に俺を殺す気だぞ」
「そのていどじゃお前さんが死なない事は百も承知です」
冗談じゃない、不用意に俺は能力を使う戦い方をしたくない。こういうとき昔ばーさんに教えてもらった、よく分からない戦闘術が役に立つ。能力者の全員にいえることだが、その攻撃はどうしても直線的になる事が多い。
これはだからこそ通じる戦い方なのだろう、中と同じく射線を固定してそれを軸宴会店をしたたままくるくると回って回避する。
ありえない破壊力を篭められた一撃が写島の本家を一撃で吹き飛ばすが、最強ばーさん連合はそ知らぬ顔で笑っていた。
明らかに前戦った時より破壊力が増大しているんだが、しかも精度も相当なものに、何で花嫁修業でこんなに強くなれるんだよ。絶対に何か仕込んでるな。
「流石です、あれをあんな風に回避するのは私が知る限り貴方だけですよ。やはりと言うか確実に、遠距離戦闘に勝ち目はありませんね」
「ふざけんな、本気で逃げ回ってるだろうが、俺は強くないといっているだろうが」
「ここまで冗談を言われてどうにかなると思ってるんですか。貴方は間違い無く強い、私の最強の敵になりえるほどに」
聞け、頼むから俺の話を聞けよ。
支配者の能力はある意味不動明王よりも悪辣だ。何しろ能力的には属性能力である炎ではまともに戦う事すら普通は不可能なのである。
家のばあさんが言言権現にあれが不動明王だとしたら、あいつらの称号は宝生如来、金剛界五仏の一つ平等性智の悟りを意味する存在。
それこそある意味俺たち写島なんかと較べるのもおこがましい本物だ。
卑怯者の写島などとは格が違う。今あいつの能力制御レベルなら俺の言霊さえ縛る可能性がある、だからこそ支配者の前で不用意に能力なんぞつかえないわけだが、それを知ってか知らずか嬉々として俺に接近戦を挑もうとしやがる。
「くそ、せめて耳栓使うような三下だったらもう潰せてるのに」
「冗談でしょうあんたの前で五感のうち一つでも消すなんてそんな弱点を晒すマネが出来るはずないじゃないですか、大体私の能力の前ではどうにでもなりますしね」
これ自体は昔からばれているからいいが、本格的に手加減どころか命がけで行く必要があるってどういうことだよ。
俺は人間だぞ、あんな対隕石迎撃兵器みたいな奴となんで戦わなくちゃならんのだ。といつもなら言うところなのだが、そろそろ本格的に現実逃避している隙がなくなってきた。
近接戦闘なら本来俺の方に分があるんだが、なにをばーさん連中がしたのかわからないが、あっちの方が今になっては上手。最悪である、予想と言うか確実だろうがどうせ支配で身体強化を行なっているのだろう。明らかにこいつの二ヶ月前の機動力と段違いである。
「くそがこの馬鹿力め、能力で負けて力で負けてって、身長以外勝ってるところないとか最悪だろう」
「大丈夫です、そのときは養って上げますから」
どうにか攻撃を受け流しながら能力と言う能力を回避していくがこれじゃジリ貧だ。
一瞬でいいから隙を作らなければ俺のほうが間違い無く数で負けてしまう。もともとそんなに頑張れる方じゃないんださっさと形勢を変えてみるか。
「お断りだ、とりあえず『地面に足を取られろ』」
それと同時にまる土が鷺宮の足を掴んで一瞬でも攻撃を止めた。
こういうチャンスを逃したら俺は死んでしまうが攻撃が出来ない。まるで俺の行動を狙い済ましていたかのように、辺りに衝撃波を撒き散らして俺を吹き飛ばす。
どうにか着地には成功したが、追撃があることぐらい理解できる。
言霊を操り強引に着地地点をずらすが、俺の本来の着地地点はいきなり消滅した。どうしてもその光景に悪寒が走る、だってあれ確実にあたれば死ぬのだ。
「全くどこでどう攻撃してくるか分かっているはずなのに本当にやりづらい」
「俺はその反則的火力に涙が出てくる」
くそ、これから本当の意味で本気にならないと殺される。
流石にすで勝てると思ってなかったがあいつも奥の手がある状況で先に手札を見せるのは嫌だったのに、どうしようもないぐらいに成長してやがる。
戦うのが嫌なおれは全く成長していないがな、むしろ前より劣化してるが。
「よっしゃ殺してくれー、そいつが消えれば俺たちが跡取りになれるんだー」的な声を分家がほざいていたので、言霊で全裸で縛られるのが誰よりも好きな男にお前はなると洗脳をかけたりしていた所為もあるかもしれないが、こいつ油断しやがらないせいで対応が面倒を積み重ねる必要がある。
「これでいい加減に本気になってください」
「冗談じゃねぇ『世界よこんなところにこんな異常があっていいのか』」
あーもう、これであいつの表情が楽しくわらっているの外野でも理解できる。
かつてこれで俺はあいつを叩きつぶした。俺最強の必殺技であるが、二十パーセント程度かよ、どうせ本人にはこれは聞きもしないことぐらい分かってるんだ。
本来なら七十パーセントは削れる代物なんだが、本人に働きかけないからこんなもんだろう。
「能力狭窄、でましたよ。これですよこれ、貴方の本気の一端、これで私も本気になれる」
そしてやっぱりこうなるんだ。
こいつは根っからの戦闘狂、しかも相手がかつて負かした相手とくればそりゃ他のしかぎりだろうあいつは。
「一つ教わったんですが、貴方の言霊も私の支配も根本的には世界に働きかけるすべであるそうです。つまりは、私もその世界を屈服させれば効かない訳ですよねこの能力も」
って、ちょ、はぁ、えーーー。
「つまりは振り出しに戻ってお前がパワーアップと、本当に冗談じゃない」
「だからもう一つ段階を超えてもらいましょうか」
冗談じゃないよ。簡単に見せられるか。
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